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子どもの送り迎えと両立できる仕事を探してたら、ドライバーが一番だった」子育て中の主婦が軽貨物ドライバーになった話

「働きたいけど、子どもの迎えがあるから時間が縛られる」「パートだと収入が少なすぎる」——そんなジレンマを抱えていた田村さん(仮名・35歳)が選んだのは、軽貨物ドライバーという仕事でした。

小学2年生と年長の2人の子どもを育てながら、夫と共働きで生活する田村さん。以前はスーパーのパートで週4日働いていましたが、時給は低く、子どもの行事や急な発熱のたびに職場に気を使う日々に限界を感じていたと言います。


「自分で時間を決められる仕事がしたかった」

軽貨物ドライバーという仕事を知ったのは、SNSがきっかけでした。「子育て中の主婦がドライバーで月収30万円」という投稿を見かけ、最初は「本当にそんなに稼げるの?」と半信半疑だったそうです。

でも調べるうちに、軽貨物ドライバーは「自分でシフトを決められる」「子どもが学校に行っている時間帯だけ働ける」という特徴があることがわかってきました。

「保育園のお迎えが16時だから、それまでに終わる仕事をしたい——そんな都合のいい条件、普通のパートじゃ難しいんですよね。でも軽貨物なら自分でコントロールできると聞いて、これだと思いました」


不安だった「女性でもできるの?」という疑問

転職を決意する前に、田村さんが一番悩んだのが「女性でも体力的にできるのか」という不安でした。

「重い荷物を毎日何十個も運ぶイメージがあって、自分には無理かなって思っていました」

実際に始めてみると、軽貨物の荷物の多くは宅配便サイズのもの。重くても10〜15kg程度で、台車を使えばほとんど問題なかったと言います。また、荷物を丁寧に扱うことや、インターホン越しの接客対応は、むしろ女性ドライバーが高く評価される場面でもあります。

「最初の1週間は筋肉痛がひどかったです(笑)。でも2週間もすれば体が慣れてきて、今はまったく気にならなくなりました」


1日のスケジュール:子育てと仕事の両立

田村さんの1日はこんな流れです。

  • 7:00 子どもたちを学校・保育園に送り出す
  • 8:30 配送センターで荷物を積み込み、出発
  • 8:30〜15:00 配送(約20〜25件)
  • 15:00 配送センターに戻り、日報提出
  • 15:30 保育園へお迎え

「子どもが学校に行っている時間だけ働いて、お迎えには絶対間に合う。このリズムが自分にはぴったりでした。パートのときは急な残業を断るたびに肩身が狭かったけど、今は自分で終わる時間を決められるのでストレスがゼロです」


収入はパート時代の約2倍に

パート時代の月収は約10万円。軽貨物ドライバーに転職してからは、月収が約22〜25万円になったと言います。

「子どもの習い事代や塾代を出せるようになって、家計にゆとりが生まれました。それが一番うれしいですね」

繁忙期(年末年始・Amazonセール期間など)は件数が増えるため、月収が30万円を超えることもあるとのこと。逆に子どもが夏休みの期間は稼働日数を減らして、一緒に過ごす時間を増やすこともできます。


大変だったこと・やってよかったこと

大変だったこと

  • 不在が多い日は気持ちが折れそうになる:「何度行っても誰もいない」という日は、精神的にしんどい。慣れるまでに時間がかかった
  • 雨の日は荷物が濡れないよう気を使う:天候に関係なく仕事があるため、梅雨や冬は大変

やってよかったこと

  • 子どもの行事に有給を気にせず参加できるようになった
  • 「今日も頑張った」という達成感が毎日ある
  • 地元の道に詳しくなって、買い物や送り迎えがスムーズになった
  • 体を動かす仕事なので、運動不足が解消された

子育て中の女性が軽貨物ドライバーを始めるときのポイント

田村さんの経験をもとに、子育て中の女性が軽貨物ドライバーを始める際に押さえておきたいポイントをまとめます。

① 稼働時間を最初に決めておく 「何時から何時まで」「週何日」を最初に明確にして、その範囲に収まる案件を選ぶことが大切です。詰め込みすぎると子育てとの両立が崩れてしまいます。

② 車両は軽バンか軽ワゴンがおすすめ 荷物を積みやすく、小回りが利く軽バンや軽ワゴンが配送には最適です。リース・ローンどちらでも始められますが、最初はリースが初期費用を抑えられます。

③ 子どもの急な発熱に備えてルールを確認する 急に仕事をキャンセルできない場合があります。パートナーや実家のサポート体制、もしくは対応してくれる委託先かどうかを事前に確認しておきましょう。


まとめ

「子育てと仕事を両立したい」「自分で時間をコントロールしたい」——そんな希望を叶えてくれる仕事のひとつが、軽貨物ドライバーです。体力的な不安も、やってみれば思ったほどではないという声が多く、女性ドライバーは業界全体でも増えています。

「パートより稼げて、子どもとの時間も確保できる。こんな働き方があったんだって、もっと早く知りたかった」——田村さんの言葉が印象的でした。

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